SEWING ソーイングのコツ

きれいに仕上げるコツやミシンの基本

洋裁で失敗しやすい点・きれいに仕上げるコツ・ミシンのポイント

  • ミシンが難しい
  • 縫っていくとどうしてもずれる
  • きちんと作っているのに何となくきれいじゃない…

そんな時におすすめのコツを簡単にまとめました。

それぞれの項目に細かな内容やコツがありますので、文章で伝えるのは少し難しいのですが、
意識してみるだけでも結構違ってくると思いますので参考にして頂けると幸いです。

1

糸調子をしっかり合わせる

まずは糸調子がきちんと合っていること。
どんなにきれいに縫っても、糸調子が悪ければきれいな仕上がりにはなりません。

2

生地に合った針と糸を使用する

糸調子を合わせることにもつながりますが、生地にあった針と糸を使いましょう。
色を合わせる場合は、糸売り場近くにあるカラーブックを使用すると色味を確認しやすいです。

 

3

試し縫いをする

本番の布を縫う前に、必ず「これから使用する生地で、使用する状態で」試し縫いをします。
生地によって糸調子が変わりますので、裁断時にハギレ(残り布部分)を取っておくことをおすすめします。

 

 

4

型紙をきちんと作り、裁断をなるべく正確に

紙でできていないものを布できちんと作り上げるのが難しいことです。
また、裁断が間違っていればもちろんきちんと出来上がりません。
型紙をしっかり作り確認し、なるべく正確に裁断しておくことが大切です。
それでもズレてくることは多々あります。
まずは基本をしっかり行っておくことが重要です

5

縫い代など間違った場合は「出来上がり」を意識する

型紙や裁断をしっかり行っているのに、縫い合わせ時距離が合わない場合、
縫い代の付け方を間違っていることがあります。
その場合は無理やり生地の端を合わせると仕上がりが歪んでしまいます。
「出来上がり」を意識して合わせて下さい。

6

中間アイロンをしっかりかける

折り紙を一片ずつ丁寧に折るときれいに仕上がるように、ソーイングも
中間アイロンをしっかりかけながら進めると仕上がりが見違えます。
縫いやすくなるため、縫い間違いも防げます。

 

7

合印をきちんと入れておく

合印は必ず入れておき、きちんと合わせながら縫っていきます。
合印がない場合は、適所入れておくと縫いやすくなります。

8

短い距離で合わせていく

ソーイング初心者の方におすすめなのが「まず5センチを合わせる」ことです。
長い距離を一気に合わせるのはズレが生じやすいため、
まず短い距離をしっかり合わせていきます。
それを繰り返すうちに、長い距離がしっかり縫い合わせられています。

 

9

縫い代付きパターンを使用し、出来上がり線は書かない

縫い代付きパターンを作成し、出来上がり線は書かずに進めます。
効率も上がり、ズレも生じにくくおすすめです。
必ずパターンチェックをし、合印と地の目を縫い代端まで入れておきます。

 

10

生地を伸ばさない

生地の種類にもより違いは大きいですが、どの生地も伸びます。
裁ち端を伸ばさないように気をつけて作業をします。
伸びた生地は戻せないので、伸びないように仕上げていきます。
また、伸びそうな場合は前もって伸びを防ぐ準備をしておきます。

11

ミシンの構造を理解しておく

ミシンは構造上、上下で布がズレやすいものです。
これを特性として意識し、右手と左手をしっかり使っていきます。
ズレやすさを生かして「いせ」などを上手くこなすこともできます。

12

丁寧に作業する

一番のコツは丁寧に作業することだと思っています。
丁寧に縫い、丁寧に布を扱う、アイロンをかけるなどです。

13

布上で直線が曲がる場合「生地の歪み」を取る

レッスンバッグなど直線のパーツの場合、寸法を書き込んでもどうしても曲がってしまうことが。
正しい寸法なのになぜ…と悩まれるかもしれません。
その場合は「生地が歪んでいる」ことがほとんどです。
しっかり「地直し」をして作成すると改善されます。

 

※縫製には色々な方法があります
※既製品は値段によって仕様も変わりますし、同じ仕様でも様々な縫い方があります。
※私が目指すのは「楽しく好きなものを作る」簡単ソーイングです。
切りびやしつけなど、その他方法でも構いません。