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入園入学グッズの手作りレッスン

'21.12.07

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未経験の方も大歓迎♪
入園入学準備品を一緒に手作りしましょう♪

 

入園入学準備の季節になってきましたね。

昨年も大人気だった、入園入学グッズのレッスンが今年もスタートしました!

 

 

手作りをしてみたいけど、初めてで不安…

何から手をつけていいのかわからない…

どんな生地をどのくらい買えばいいのかな…

 

 

未経験や初心者の方にもたくさんご利用頂き、昨年もたくさんの作品を一緒に作りました。

その中で感じたのは、縫うことよりもその前段階でお悩みの方がとてもたくさんいらっしゃるということでした。

何から手をつけていいのか、何ができるのかがまず分からない。だから質問もできない」
「仕事などで何度もレッスンに来れない」

このようなご相談も多くありました。

 

そんなお悩みに対するお勧めの進め方をまとめましたので、よろしければご参考くださいね。

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男の子向けイメージのサンプル色々

 

①作りたいもの、やってみたいことを「やれるかを考えず」投げかけてください

 

実現可能かどうか、できるかどうか、という点をあまり考えずに「やりたいこと」をまず教えてください。

色々お伺いして、こちらで内容を考えます。
その中で、できそうにないことは代替え案を提案したり、優先順位をつけてどこを妥協していくか、
変更していくかということを一緒に考えます。

変なこと聞いてしまうと恥ずかしいかな…なんてことは全くお気になさらず!
何でもお気軽にご相談ください。

 

 

②園、学校指定の資料、「指定の寸法」をご持参ください

 

 

このくらい…という表現だと共通理解が難しいので、具体的な寸法の載っている指定の資料などをご持参ください。

また、希望のものがあれば、具体的な画像などがあればよりわかりやすいです。

 

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例えば「こんな風にレースを付けたい」…など

 

③時間優先か技術の習得を優先か教えてください

ご希望によってレッスンの内容や作り方を提案させて頂きます。

【例】

 

【A:基本的な説明などは不要・入園入学グッズだけ作れればいい・時間優先で仕上げたい場合】

基本や細かな説明は省き、どんどん製作していきます。
お手伝いできるところは一緒に作って、とにかく完成を目指します。

 

【B:これを機にソーイングをやってみたい・基本を知りながら作りたい・作り方を覚えたい場合】

基本や方法の説明を行いながら、確認しつつ進めていきます。
ロックミシンやアイロンの使い方、道具の使い方なども覚えて頂きながら
作り方をお伝えしていきます。

 

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針目、糸、生地の見本など

 

 

④希望のスピードと仕上がりに合わせて「生地と仕様」を選びましょう

 

生地によって作りやすさのレベルが変わります。
簡単に作りたい場合は「簡単に縫える生地」を選ばれるのをお勧めします。

また「早く作りたい場合は、簡単な仕様」を選んでください。

こだわった仕様、ポケットなどがつく場合や、難しい縫いにくい生地、
柄合わせなどが必要な生地の場合は、その分時間がかかることをご了承ください。

 

 

縫いやすい生地まとめ

 

  • キルティング
  • オックス
  • キャンバス
  • ツイル
  • ブロード
  • シーチング
  • スケアクロス(エイスティスケア)
  • シャーティング など

 

張りがあり、しっかりした生地が縫いやすくお勧めです。

帆布やデニムなども可能ですが、あまり厚すぎるものは家庭用ミシンのパワーでは縫いにくい場合があります。

 

また、綿麻素材は洗うと縮みやすいため、作る前に「水通し」を行うことをおすすめしています。

 

 

リバティなど薄手の生地を使いたい場合は接着芯と裏地をつけましょう

 

レッスンバッグなどはある程度の厚みのある素材がおすすめですが、中厚手生地でも可能です。

その場合は接着芯や裏地をつけることで補強をします。

仕上げたい雰囲気に合わせて、接着芯の厚みやキルト芯などを選んでいきます。

 

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リバティタナローンを使ったレッスンバッグ

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中肉の接着芯と裏地をキルティングにして補強・ 3年間毎日使っても大丈夫でした

 

 

 

接着芯・キルト芯について

 

アイロン接着で生地の裏面に貼っていく布…という感じです。

生地屋さんで購入できます。

厚みや織り方など種類が豊富ですので、使いたい生地と仕上げたい風合いに合わせて選んでいく必要があります。

 

初めての方は選びにくいと思いますので、生地屋さんで生地を購入される際にご相談されるのをおすすめします。

教室にもサンプルがありますので、見本をご覧頂けます。

 

仕立てについて

 

生地と同じく、仕立て(作り方、縫い方)によっても難しさのレベルが変わります。

 

 

 

【⑴一番簡単:一重仕立て&紐購入】

キルティング生地など厚みのある素材の場合、裏地などを付けず一枚で仕立てられます。

端の縫い代始末をロックやジグザグで行い、取っ手も出来合いの紐を使うと紐を作る手間がかかりません。

 

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【⑵手間がかかる:切り替え&接着芯&裏地&ポケット付き】

生地に切り替えを入れたり、ポケットをつけることも可能です。

また共布で紐を作ることで一体感も増します。

中肉の生地のため、表生地には接着芯を貼っています。

⑴に比べて、およそ2倍以上の手間がかかります。

 

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【⑶柄合わせ:一方向柄】

柄の方向や向きがある場合は、裁断に注意し、縫い合わせていく必要があります。

生地の用尺も多めに見積もって頂く必要があり、裁断などにも時間がかかります。

 

 

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【⑷同じ柄の異素材をつかって統一感を出す・子供と一緒に楽しむ】

レッスンバッグはキルティングで、体操服袋はブロードの裏地付き…など

用途によって生地を選び分けるのもおすすめです。

また、完成した袋にお子様の好きなアップリケをつけたり

好きな色のループエンド(紐の先につける丸いビーズのようなもの)を選んでもらうのも楽しくておすすめです。

 

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スピードには個人差があります。余裕を持ってご予約ください。

作り手は楽しみながら作れて、お子様には喜んでもらえたら嬉しいです。

 

レッスンの計画を立てても、スピードには個人差がありますので「絶対にこの時間でできる」という確証ではありません。
縫い間違いや修正なども出てきますし、気になる点など個人差がとても大きい部分ですので、最初の設定時間はあくまでも目安としてお考えください。

これまでに仕上がらなかった方や、大幅にオーバーした方はいらっしゃいませんし、早く終わられた方も多いのですが、とにかく個人差がありますのでその点をご了承の上、余裕を持ってご予約頂くようお願い申し上げます。

 

作る方は楽しみながら作れて、作ってもらったお子様が喜んで下さると、とても嬉しいなと思ってレッスンしています。

楽しみと不安が入り混じる新学期に向けて、手作りのアイテムが楽しいワクワクした気持ちを増やしてくれると嬉しいなと思います。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。