SEWING ソーイングのコツ

ダブルガーゼの縫い方

手作りマスクなどでも人気のダブルガーゼ生地。
肌触りもよく、ハンドメイドにも人気です。
柔らかく気持ちの良い生地だからこそ、縫いにくく感じることもありますね。
コツを押さえて縫いにくさを改善していきましょう。
※私見と独自の方法です。ソーイングには色々な方法がありますのでご参考まで。

ダブルガーゼのよくある問題点

 

  1. 生地が歪みやすい、ズレやすい、裁断がうまくできない(一番多い)
  2. 縫うと伸びてくる
  3. 生地がほつれてくる
  4. 縫い代の始末がうまくできない、ジグザクがきれいに乗らない
  5. 生地に穴が開く
  6. 滑脱してくる
  7. 洗濯すると縮む

 

ダブルガーゼのよくある問題点・解決方法まとめ

 

  1. 生地の水通し、地直しをしっかり行う。生地を持ち上げず真っ直ぐにパターンを置いて裁断する
  2. 針、糸を適正に、針目は細かめ、押さえ圧は弱く、糸調子は緩めでもいい、生地を引っ張って縫わないこと
  3. 生地にあまり触らない
  4. 内側にジグザクをして余分な部分を後からカット、二つ折りにしてからジグザグ、袋縫にする
  5. 針や糸が太すぎないか見直し、針が古くないか見直し、縫うときに引っ張っていないか見直し
  6. 針目が大きくないか、力が加わる部分であれば袋縫、折伏せ縫いなど強度のある仕様にする
  7. 水通しをする、場合によっては生地の段階で洗剤で洗濯する

 

 

1

生地の水通し、地直しをしているか、裁断は動かさないこと

柔らかく動きやすい生地のため、裁断は慎重に動かさないように行います。
粗い織りの場合、切った側からほつれてくることもしばしばあるため、取り扱いも丁寧に行います。
テープなどで固定するのもおすすめです。
また、まっすぐのラインが取れない場合には生地の歪みも少し直してください。
縮みやすい生地のため、水通しもおすすめしています。

※生地の歪みについて
ほとんどの生地は歪んでいます。
また、生地屋さんで購入する際、地の目で裁断してくれるお店は稀です。
裁ち目は曲がっていることがほとんどです。
裁ち目を当てにせず、大まかでもいいので地直しをして真っ直ぐを取りましょう。

2

生地に合った針と糸を使用し、すこし緩めの糸調子

伸びやすい生地のため、引っ張って縫うことは避けます。
織りが粗く引っかかりやすいため、糸引きに注意しながら針と糸を選びます。
針目は細かめに、吊れやすいため、糸調子は少し緩めにすると合いやすいです。
滑脱が起きないように設定します。
押さえの圧力で生地が伸びることもあるため、押さえ圧が調整できる場合は
少し弱めに設定します。

 

3

生地を丁寧に扱う

織りが粗く柔らかいため、ほつれやすく伸びやすいです。
生地端を持って下げながら移動したりすると、生地の重みもありすぐに伸び、歪みも生じます。
平らに持って、必要以上に触らないようにしましょう。
作業は平らな場所で行い、「伸びやすいから伸ばさないようにする」と意識してみてください。

※吊りやすい生地で引っ張って縫う場合
生地にテンションをかけながら縫う方がきれいに仕上がる場合もあります。
その場合は必ず「地の目」で力を加えます。
「裁ち目」はバイアスのことがほとんどで、裁ち目を引っ張ると伸びます。

 

4

ダブルガーゼの縫い代始末

柔らかく滑脱も起きやすいため、アイテムによって仕様を考えます。
ジグザグミシンがかけにくい場合
・縫い代を広めにとって内側にジグザグ、後からカット
・ジグザグ用、裁ち目かがり用など薄地押さえがあれば変える
・縫い代を広めに取り、二つおりにしてからジグザグをかける
・袋縫にする

5

生地に穴が開く

織りが粗く目が開きやすいため、針や糸が太すぎないように気をつけます。
縫い間違いを解く際にも十分に気をつけること。
力の加わる箇所には補強や仕様を考えておくこと。

6

滑脱してくる

滑脱とは縫い目が開いてくる現象のことで、縫い目部分に強い力が加わることで起こります。
強い力が加わる、何度も力が加わる…という箇所には芯やステッチや縫い方であらかじめ対処しておきます。
作るアイテムとサイズを考えて生地を選びます。

 

7

洗濯すると縮む

1と重なりますが、水通しをしっかりして下準備しておくことです。
「作った後の洗濯はどうするか」ということで決めると良いかと思います。

※生地や洗濯方法によってはある程度の縮みは生じる可能性はあります。
購入時、生地屋さんに取り扱いや洗濯について質問されるのをおすすめします。