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福岡市の初心者にもやさしいソーイング教室

まずは「自分に必要な機能、縫いたいもの」を検討してみて下さい。
そして「必要な機能がしっかり使えるもの」を選んでいきましょう。
その上でメーカーやそれぞれの特色や縫い心地などを比べて
予算が許すのであれば便利だなと思う機能を追加して方法がおすすめです。

※ミシンの専門家ではありません。購入時に聞いた情報とあくまでも私感ということをご了承下さい。
※技術や情報はどんどん進化していますので、詳しくは専門店、ミシン店、メーカーさんにご相談ください。

 

Q

ミシンは値段相応?

A

ミシンの機能は基本的に値段相応だと思います。
ただ「高い=良い、安い=悪い」という訳ではないと思います。
「良いと感じるミシン」に求める機能に個人差が非常に大きいためです。

Q

自分にとって良いと感じるミシンが分からない

A

「自分にとって必要な機能は何か」「どの位までミシンに予算をかけるのか」
この点で考えていくと分かりやすいかと思います。

Q

ミシンの値段差が出る部分はどこ?

A

大きく3点に絞ると「自動糸切り」「縫いの種類」「性能・重さ」
実際はもっと細かく違いがあります。

Q

自動糸切りって?

A

ついているかどうかで1万ほど違う…とも聞く自動糸切り。
縫い終わりを糸切りボタンで終了すると、自動で糸が切れているという便利な機能です。
たくさんのものを縫う方には必須の機能かと思いますが、初心者の方や
糸切りが面倒でない方には不要な機能かもしれません。
値段差はもちろん、効率差も大きい部分ですので試運転をおすすめします。

Q

縫いのバリエーションって?

A

例えば、刺繍や飾り縫い、端かがりの種類などです。
実際にソーイングでよく使う家庭用ミシンの縫い機能としては
「直線縫い」「端かがり」「ボタンホール」などです。

それ以外にもあると便利な機能は様々あり、そのバリエーションが多いほど
一般的には値段が上がります。

Q

重さの違いって?

A

一般的に「安いミシン=軽い」「高いミシン=重たい」と言われています。
これは使われているパーツの違いによるものが大きく、見える部分で言うと
糸巻きパーツなどです。プラスチックのものの方が値段が安いものが多く、
破損のリスクが金属より上がりますが軽く仕上がります。

 

【軽いミシン:持ち運べて便利・縫っていて動くこともある】
軽いので持ち運びが簡単にできます。
その反面、縫っていてミシン自体が動くこともあります。

 

【重たいミシン:持ち運びはおすすめしないが重心が安定】
重たいので持ち運びには適していません。
また、重たいミシンはできればあまり動かさない方が良いと思います。
その反面速度を出してもミシンが動かず安定し、縫いやすいです。

Q

それでは、ミシンはどう選べばいいの?

A

「ミシンで何を縫いたいか、どんなものをどんな風に縫っていきたいか」
これを考えて選ぶことをおすすめします。
機能の違いを知った上で
「自分がどんな風にミシンを使って、どんなものを縫いたいか」がポイントです。

 

  1. ミシンで縫いたいものはどんなものか
  2. どの程度の厚みの生地まで縫うのか
  3. 飾り縫いなどは必要なのか
  4. 自動糸切りは必要なのか
  5. 実店舗で購入したいのか

1

ミシンで縫いたいものはどんなものか

A

子供の学校用品、デニム製品、シフォンや繊細な生地、カットソー…
縫いたいものに合わせて、その生地を縫えるミシン選ぶのがおすすめです。
まずは自分が作ってみたいもの、用途を考えてみてください。
「こんなものを作りたい、この程度の頻度で使う」ということをお店で伝えるだけでも
ミシンを選びやすくなると思います。

2

どの程度の厚みの生地まで縫うのか

A

この点は重要なポイントです。
ミシンのパワーによって縫いたいものが縫えないととても困ります。
パワーが強いと厚物や生地の重ねにも対応できますが、弱いと縫えないものも出てきます。
針が細く適していない場合を除けば、この場合これ以上の厚みのものは縫えないミシン、
ということになります。
重ね縫いの見本などがあれば確認し、具体的に相談すると良いと思います。

3

飾り縫いなどは必要なのか

A

あれば嬉しい飾り縫い、色々なことができる方がお得で便利な気がしますね。
ただ、その機能はどのくらいの頻度で使うだろうかということも検討してみてください。
実際にはほぼ、直線縫いとジグザグがメインになってくると思います。
ミシン屋さんに行くとどんどん良いもの、色んな機能があるものが欲しくなってきますが、
使用頻度と金額、実際に使いそうなものを見比べて検討するのが良いと思います。

4

自動糸切りは必要なのか

A

1万程度の違いが出ると言われる「自動糸切り」
縫い終わりにボタン一つで糸が自動で切れる機能です。
糸切りは簡単に感じますが、回数、使用頻度によってはとても面倒なものです。
また自動糸切りは機種にもよりますが、糸切り後に下糸の引き出しをしなくて良いのも嬉しい点。
ミシンを使い始めたばかりの方や、これから慣れていこうという方には
そこまで必要に感じられない部分でもあるかもしれません。
ミシンの左横に糸切りカッターが付いているものも多く、簡単に糸切りができます。

5

実店舗で購入したいのか

A

インターネットの方が種類も多く、値段も安いものが多い印象です。
実店舗の場合は、実物を触り対面で購入できる安心感があります。
どちらの場合も気をつけたいポイントがあります。

 

【ミシンの修理体制・保証はどのくらいか】

ミシンは機械ですので、壊れることも、調子が悪くなることもあります。
安くない買い物ですので、きちんと修理、保証などアフターケアをしてくれるお店が良いと思います。
インターネットでも送料無料での修理をや代わりのミシンを送ってくれるところなどもあります。
実店舗ではすぐに修理担当者がきてくれるところ、持ち込めるところなど、店舗ごとに
様々なケアがありますので、値段だけではなくアフターケアがどうかも検討してみてください。

 

【潰れそうなお店ではないか】

修理、保証と重なりますが、アフターケアの点から潰れそうにないお店が良いと思います。
直接ミシンメーカーさんとのやり取りもできますが、お店の方に気軽に色々相談できると便利だと思います。

Q

おすすめの機能は?

A

「フットコントローラー」

 

どのミシンを選ばれるかはそれぞれのお好みですが、どの場合も
「フットコントローラー」はあった方がいいと強く思います。

両手が空くので、生地をきちんと押さえたり、押し込んだり、いせたりすることができます。
手元のみの操作でも可能ですが、慌ててしまったり、速度調整がしにくかったりということもあり、
フットコントローラーはあった方が非常に縫いやすいです。

元々フットコントローラーがついていないミシンでも後付け可能なものが多く、
各メーカーから別売りパーツで販売されていることがほとんどです。

 

良いミシンと出会い楽しいソーイングタイムを過ごせますように。

 

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