
服作りの決め手は生地選び、生地によって難易度が変わる
生地選び、とても悩みますね。
一番楽しいところでもあり、一番難しいところでもあります。
私自身も生地選びにはいつも神経を使います。
ワクワク楽しい気持ちと、決定するまでに悩む時間。
手作り服の出来栄えを決めるのは、生地選びだと思っています。
「デザインに適した生地であるか」
「洗濯できる生地であるか」
「縫いやすい生地であるか」
などなど。
気にし始めるとキリがありませんね^^;
また、縫製の難易度はもちろんですが、仕様のみならず「生地の難易度」というのはあると思います。
同じ型紙を縫製しても、生地によって縫いにくいもの、縫いやすいもの、見栄えのよいもの、そうでないもの。
どんなデザインを作るかと同じくらい、どんな生地で作るか、ということが重要になってきます。
レッスンでは生地選びをご相談頂くことも多くあります。
お作りになりたいデザインとイメージをお伺いし、スワッチなどでお話していますが、
今回はその内容を簡単にまとめてみたいと思います。
布の特性について
まず知っておきたいのは「布の性質」です。
下記図のように縦、横、斜めの特徴と生地の幅などです。
生地は巻きで売られていることがほとんどですが、多くは「中表」になっています。
中表とは「内側が表面」ということです。
「外表」と記されている生地の場合は「外側に出ている面が表面」ということになります。
生地幅とはその生地の端から端までのことです。
この幅によって必要な用尺(1着つくるのに必要な長さ)が変わってきます。
ただ、生地は端から端までは使えず、「耳」という部分をのぞいた幅が実際に使える幅となります。
これが「有効幅」となります。
使いたい生地の生地幅を確認し、必要な長さを購入するところから服作りのスタートです!
惹かれる布、使いたい布を
布選びでは「自分が惹かれるか」という点も重視したいと思っています。
縫いやすくても好きじゃなければ着たくありません。
縫いにくくても素敵に仕上がりそう!と思えば…頑張れます!
あまりにも特殊で難しすぎる…デザインに合わない…という生地はおすすめしませんが、
まずは「好き」「良さそう」という気持ちも大事にしてみてください。
「この布でつくるなら仕様をどうしていこうか」という点をレッスンで一緒に考えていければいいなと思います。
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